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四国医療技術専門学校は愛媛県松山市にある医療事務スタッフと臨床工学技士を養成する学校です。

 

 臨床工学技士は医師、看護師、臨床検査技師、理学療法士、作業療法士と同じく医療職種の一つで国家資格です。人工心肺装置、人工呼吸装置、人工透析装置など医療機器(生命維持管理装置)を医師の指示のもと操作します。また、院内にある医療機器の保守・点検を行い、『安全な医療』を提供する大変重要な役割を担っています。
 主に医師と看護師と業務を共にする、治療側の医療職種です。


■臨床工学技士の誕生
 近年の医療技術の進歩は目覚ましく、それを支えているのが医療機器です。医療機器の進歩とともに多くの患者さんの命が救われてきました。その反面、医療事故で患者さんの命が奪われるようにもなりました。したがって質の高い医療を安全に提供するためには、様々な医療機器を正確に操作できる人材が必要です。このような背景から医療機器を安全かつ適正に扱うことができる専門技術者の必要性が高まり1988年に国家資格として『臨床工学技士』が誕生しました。


■医療ミスの再発防止のために
 2001年3月、東京女子医科大学で、患者さんの心臓手術中に人工心肺装置の操作ミスで患者さんが亡くなり、医師2名が逮捕される医療事故が起こりました。現在も医療事故で患者さんの命が奪われています。そのため、安全を確保する上で臨床工学技士の役割が極めて重要であることから人員を増やす病院が増えています。


■臨床工学技士の代表的な業務
☞人工心肺装置を用いた業務
 臨床工学技士は手術室など医療現場の最前線でも活躍します。
 心臓の手術を行うには一時的に心臓の動きを止める必要があります。その時に使用する人工心肺装置は心臓と肺を代行する装置です。手術時間中(6~8時間)、人工心肺装置を操作し、患者さんの命を守る臨床工学技士は手術室に欠かせない存在です。

☞人工呼吸装置を用いた業務
 事故などによる呼吸停止や手術により自力で呼吸のできない重症の患者さんに対し、人工呼吸装置の装着、異常がないかの確認など、様々な医療機器を操作し、生命維持管理を行います。また、緊急時の使用に備え、人工呼吸装置のメンテナンスも行います。

☞人工透析装置を用いた業務
 近年、日本人の食生活の欧米化などが原因で糖尿病患者数が増加し、糖尿病が原因で腎臓を悪くしてしまう人の数も年々増加しています。腎臓の機能が低下すると体内に溜まった毒素を排泄できなくなるため、透析治療を行わなければいけません。臨床工学技士は透析装置の準備、操作を行います。また、透析中は時間ごとに患者さんの状態及び透析装置を点検し、安全に透析が行われているか確認します。

☞医療機器を管理する業務
 近年、医療機器は目覚ましい発展を遂げており、高度な医療機器を正しく操作することで多くの命が救われます。しかしながら、昔と比べ医療機器の操作も複雑になり、誤った操作を行うと、逆に患者さんの健康を脅かす恐れもでてきます。そこで、臨床工学技士が病院全体の医療機器を集中管理し、保守・点検を行い、病院内の安全性を確保します。


■臨床工学技士に求められる適性
 臨床工学技士は患者さんの命を救う仕事であるため、やりがいは大きいです。しかし、責任も非常に重い職業です。そのため、自身の行う業務について強い責任感が求められます。医療機器を扱うことが主な業務になるため、機械に触れることに興味があることも大切な適性の一つです。しかしながら、他の医療従事職と比べ患者さんと直接やり取りする機会は少ないため、高いコミュニケーション能力を求められることは少ないようです。


■臨床工学技士の将来性
 今日まで医療機器は日々進歩し、様々な病気を抱える患者さんの診察や治療に使用されてきました。新たな治療方法や医療機器が開発されると臨床工学技士の業務は増えます。また、医療安全対策には欠くことのできない職種であるため専門的な知識と技術を持つ臨床工学技士は多くの医療機関で求められています。
 平成27年度、本校が頂いた求人数は定員40名に対して596名です。

本校臨床工学学科について詳しく知りたい方は下記よりお入り下さい。
臨床工学学科

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一般社団法人 日本臨床工学技士教育施設協議会



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